米クアルコムは7日(現地時間)、「Snapdragon 845」搭載機においては、「複数のBluetooth機器に同時に音楽データを送信する」ことが可能になることを明らかにしました。

現在のBluetooth規格においては、送信側と受信側は基本的に一対一の関係であり、複数のスピーカーやワイヤレスイヤホンに、同一の音楽データを同時に送信するには、専用の外部機器を利用する必要があります。

しかしながら、クアルコムは今回、独自に開発した技術を実用化し、Snapdragon 845を搭載する端末とBluetooth 5.0接続との組み合わせにおいて、専用機器の補助なしに、複数の機器に音楽データを同時に送信することを可能にしたとのことです。

また、現行規格においては、まず再生機器から送信された音楽データをワイヤレスイヤホンの左右どちらかが受信し、さらに受信した側がもう一方へとデータを再送信することで、ステレオ再生を実現しています。

しかしながら、この新技術により、左右のイヤホンに同時に音楽データを送信できるようになるため、音質や接続品質、遅延などの点においても改善が期待されます。

そのほかの恩恵として、現行規格と比較して最大50%も接続時の消費電力が削減されるとのことです。

[クアルコム via Phone Scoop via Phone Arena]